国家能源局の努爾・白克力(Nur Bekri)局長は3月5日、第13期全人代第1回会議に出席した合間を縫って、中露天然ガスパイプライン西線が来年ほぼ開通することを大公報に明かした。

　また、Nur Bekri局長によると、中露ヤマルLNG事業の最初の生産ラインが昨年稼動し、今年は2本目の生産ラインも稼動する。同事業は最終的に3本の生産ラインを建設し、生産能力は合計1,660万トンになる。全て完成すると中国へ400万トンのLNGを供給することになる。

　Nur Bekri局長は、中露エネルギー協力の状況は全体的に良好であり、特に原油と天然ガス分野の協力によって中露経済貿易の実務協力は堅実な基礎が固められると表明した。

　（大公報 3月7日）