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【石油・天然ガス】

中国 第13〜14次5ヵ年計画期の石油ガスパイプライン網基幹線総投資額は1兆6,000億元 (18/06/13)
2018/6/13
中国【石油・天然ガス】

  6月12日に河北省廊坊市で開催された中国国際パイプライン大会において、中国石油管道局工程有限公司の孫全軍総経理(社長)は「第13次5ヵ年計画期から14次5ヵ年計画期にかけて中国の石油ガスパイプライン網基幹線総投資額は1兆6,000億元に達し、新規建設のパイプラインは10万キロ余りに上る見通しだ」と述べた。

 孫全軍氏によると、「インターネット+」石油ガス貯蔵輸送インフラ建設業の高度融合に伴い、スマートパイプラインとスマートパイプライン網の建設、デジタル化への移行、運営のフルスマート化、全ライフサイクル管理が産業発展における新たな目標になりつつある。

 中国石油管道局が運営しているパイプラインは現在30本、総延長1.8万キロに上り、東北エネルギー戦略ルートや主要な原油及び石油製品パイプライン網の運営管理を担っている。さらに、中国初のスマート化パイプラインになる中露天然ガスパイプライン東線の建設任務も負っている。 
 
 「中国政府はエネルギー生産・消費革命を推進しており、2030年には一次エネルギーに占める天然ガスの比率を約15%に引き上げることを明確にしている。石油ガス基幹パイプライン網、地域のパイプライン支線網及びガス配管網の建設を加速し、LNGターミナルと付帯パイプラインを整備し、国内の石油ガスパイプライン網の相互連携と融通を推進する。中国の石油ガスの貯蔵・輸送インフラの建設を数量から品質に飛躍させる」と孫全軍氏は述べた。

 (新華網 6月13日)