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中国
【エネルギー全般・政治経済】

中国 第1〜3四半期のエネルギー消費に比較的高い伸び (18/10/30)
2018/10/30
中国【エネルギー全般・政治経済】

 国家能源局が10月30日に発表したデータによると、2018年第1〜3四半期の中国のエネルギー消費は回復が続き、供給の質が改善され、エネルギー構造の最適化がさらに進んだ。エネルギーの転換が持続的に推進され、主要な指標は予想を上回った。

 国家能源局発展規画司の李福龍司長は、第1〜3四半期のエネルギー消費の比較的高い伸びを「1つの回復・1つの平穏・2つの快速」と表現した。

 【石炭消費】
 石炭消費の回復が持続した。第1〜3四半期は発電用石炭消費の増加に促される形で石炭消費の伸び率が回復した。電力、鉄鋼、化学工業、建材の4産業の石炭消費はいずれもプラス成長になった。石炭消費総量に占める発電用石炭の割合は約53.9%になり、前年同期を約2.3ポイント上回った。

 【石油消費】
 石油消費は相対的に平穏であった。第1〜3四半期の中国の石油見掛け消費量は前年同期比3.4%前後の増加になり、伸び率は前年同期並みとなった。石油製品消費は中低速の増加傾向が続き、ガソリン消費は小幅に増加し、軽油消費は平穏を維持し、灯油消費は高い伸びを示した。

 【天然ガス消費】
 天然ガス消費は急速に増加した。第1〜3四半期の中国の天然ガス見掛け消費量は前年同期比16.7%前後の増加になった。伸び率は昨年同期に比べ0.8ポイント下がった。化学工業用の消費量は小幅の減少になったが、都市ガス、工業燃料及び発電用の天然ガス消費はいずれも2ケタ台の伸びを維持した。
 
 【電力消費】
 電力消費は急速に増加した。第1〜3四半期の全社会電力消費量は前年同期比8.9%の増加になり、伸び率は昨年同期に比べ2ポイント上昇して、6年来の最高を記録した。

 李福龍司長によると、第1〜3四半期は発電設備の構成も最適化が続いた。水力発電、原子力発電、風力発電、ソーラー発電などクリーンエネルギー発電設備が総発電設備に占める割合は36.4%になり、昨年同期に比べ1.4ポイント上昇した。クリーン・エネルギーの発電電力量は前年同期比8.9%の増加になり、火力発電の伸びを2.0ポイント上回った。

 電力消費構造の最適化もより一層進んだ。第1〜3四半期の4大エネルギー多消費産業の電力消費の割合は昨年同期より0.5ポイント下がり、第三次産業と民生用を合わせた電力消費の割合は1ポイント上昇した。電力への転換によって末端エネルギー消費構造の最適化が持続的に進んだため、電力消費の伸び率が2.6ポイント押し上げられた。新興産業と設備製造業の電力消費の伸び率は引き続き製造業全体の電力消費の伸び率を上回った。

 (中国新聞網 10月30日)