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【石炭】

2019年の中国石炭市場は平衡から緩和に転換 中国煤炭運銷協会理事長が見通し (18/12/13)
2018/12/13
中国【石炭】

 中国煤炭運銷協会の楊顕峰理事長は中国太原煤炭交易センターの2019年度石炭交易大会において、2019年の全国石炭市場は全体的に平衡を維持しつつ、緩和の方向へと転換するとの分析を示した。

 もっとも、楊顕峰理事長は、天候や不確実要因の影響によって一部の時期や地区で逼迫が生じる可能性もあるとした。

 そうしたところから、楊顕峰理事長は次のように提言した。

  • 石炭脱生産能力関連対策にしっかりと取り組むべきである。
  • 石炭企業はマーケティング理念の転換を引き続き強化し、真の意味で市場を指針として、受注に基づく生産を進めなければならない。
  • インターネットやシェアエコの利用など新しい考え方を前向きに模索し、マーケティングモデルを刷新しなければならない。
  • 中長期契約の締結と履行に引き続き取り組むべきである。

 なお、中国太原煤炭交易センターの年度石炭交易大会はすでに5回にわたって成功裡に開催されており、「太交会」ブランドは今や影響力を備えている。2018年11月時点の登録企業は合計13,425社、全国31の省・自治区・直轄市に広がり、累計取引量は104.69億トン、取引額は5.7兆元に上る。

 (中国煤炭資源網 12月13日)