中国(太原)石炭交易大会からの情報によると、山西省は石炭化学工業品取引プラットフォームを始動する。メタノールを皮切りに、尿素、合成アンモニア、オレフィン等の石炭化学工業品の銘柄を逐次リリースする。石炭化学企業にワンストップ式の全方位的な専門取引サービスを提供し、取引、情報、資金、物資の4つのフローを一本化する。

　石炭化学工業は山西省が育成と発展に力を入れている新型基幹産業の1つであり、産業関連度が高く、製品体系が豊かである。石炭化学工業品取引プラットフォームを構築することで、石炭化学企業にメタノール、尿素、オレフィン等の価格の指針を提供することが可能になり、延いては石炭企業が産業チェーンを延伸し資源の高付加価値加工の道筋を歩むよう誘導する。山西省の戦略産業部署の調整にとっても重要な意義を有する。

　（中国能源網 12月17日）