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中国
【石油・天然ガス】

シノペックが自社パイプライン網に系列外の非在来型ガス導入 (18/12/27)
2018/12/27
中国【石油・天然ガス】

 中聯煤層気公司の炭層ガスが初めて楡済パイプライン(楡林−済南)に導入され、河南、河北地区へ販売された。1日のガス供給量は20万m3、シノペック天然気分公司がシノペック系列外から非在来型天然ガス資源を導入する上で打開的な進展を遂げたことになる。

 2018年以降、国のエネルギー構造調整や大気汚染防止などにより総合的に推進される形で、中国国内天然ガス市場、特に華北市場の天然ガス需要は急速に増加し、冬季のピーク差が拡大、資源の相対的不足ギャップは日増しに突出することになった。市場供給圧力に直面した天然気分公司は総合的な計画を進め、種々の措置を講じて、山西省内をカバーする炭層ガス対外輸送パイプライン網を建設し、低価格で高品質の炭層ガス資源を積極的に導入し、華北地区への資源保障能力を向上させた。

 シノペックが系列外から非在来型ガス資源を導入するのは初めてになる。ガス源は中聯煤層気公司(訳注:中国海洋石油の全額出資子会社)が山西省呂梁、太原等で採掘した炭層ガスであり、山西省との共同出資のパイプライン網に集めた上で、臨県で楡済パイプラインに注入する。対象市場は河南省の安陽、濮陽や河北省の邯鄲等の地区であり、年間供給量は8,000万m3になる。今後は同地区の炭層ガス開発の強化に伴い、年間供給規模は4億m3を超えると見込まれる。シノペック天然気分公司の資源ルートの拡大、資源コストの引き下げ、販売範囲の拡大、末端業務の強化や市場競争力の向上などの面で重要な意義を有する。

 (中国石化新聞網 12月27日)