中国初のグリッドパリティ太陽光発電事業になる三峡新能源ゴルムド50万kW太陽光発電フロントランナープロジェクトが系統連系を開始した。

　同プロジェクトは国の第3期太陽光発電応用フロントランナー基地事業であり、青海省の2018年度フロントランナー事業の半分の規模を占める。年間発電電力量は9.05億kWhに達し、都市・農村家庭約57万世帯の電力を賄う。同プロジェクトのうち2〜3号事業の落札売電価格は0.31元/kWhで、青海総の脱硫石炭火力発電基準価格0.32元を下回っており、青海省は国の太陽光発電グリッドパリティ目標を前倒しで実現することになる。

　（中国能源網 1月7日）