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石炭の脱生産能力が進められると同時に、中国の石炭生産能力は2018年に1億9,400万トン増えた。
国家能源局が発表した統計によると、2018年12月末時点で安全生産ライセンス等の証書が揃っている生産中の炭鉱は全国に3,373ヵ所、生産能力は35.3億トン/年になる。
一方、2017年12月末の生産中の炭鉱は3,907ヵ所、生産能力は33.36億トン/年であった。
建設中の炭鉱については2018年末時点で承認済み及び着工済みの炭鉱は1,010ヵ所(生産中の炭鉱の改造事業64ヵ所も含む)、生産能力は10.3億トン/年になる。うち完成して試験操業に入っている炭鉱は203ヵ所、生産能力は3.7億トン/年。
一方、2017年末時点で承認済み及び着工済みの炭鉱は1,156ヵ所(生産中の炭鉱の改造事業83ヵ所も含む)、生産能力は10.19億トン/年、うち完成して試験操業に入っていた炭鉱は230ヵ所、生産能力は3.57億トン/年であった。
2019年に入ってから国家能源局と国家発展改革委員会は合計20ヵ所の炭鉱事業を承認しており、生産能力は合計1億2,970万トン/年になる。
炭鉱数を見ると、2018年の生産中の炭鉱は2017年に比べ534ヵ所減少し、建設中の炭鉱は146ヵ所減少している。
石炭生産構造は最適化が進み、炭鉱数は6,000ヵ所前後に抑えられ、年産120万トン以上の大型炭鉱は生産量の80%以上を占める。年産30万トン以下の小型炭鉱が生産量に占めるシェアは10%以下になっている。
石炭の生産と開発は大型石炭基地への集中がさらに進み、大型石炭基地は生産量の95%以上を占める。
産業集中度はさらに上昇、石炭企業数は3,000社以下になり、5,000万トンクラス以上の大型企業は生産量の60%以上を占める。
国家能源局と国家発展改革委員会が今年に入ってから承認した炭鉱事業の生産能力は平均で150万トン/年以上であり、20件の事業の中で1,000万トン/年を超える事業は5件になる。
(中国煤炭資源網 3月28日)