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4月9日、上海で開かれた石炭大会において、世界最大の石炭生産国であり消費国である中国の2019年の一般炭輸入量が1,000〜2,000万トン減少するとの見通しがアナリストから示された。主な原因は国内炭の生産量が増えるため。
Noble Groupの首席アナリストRodrigo Echeverri氏は、2019年第2四半期から石炭生産量が増え始めるとの予想を示し、そのため海運による石炭供給への依存度が下がると指摘した。
これより先、中国煤炭工業協会の王虹橋副会長も2019年に中国の石炭は供給過剰に直面すると指摘し、石炭企業は今年1億トンの増産を計画しているとした。
「今年、中国電力産業の石炭需要は増加することになるが、石炭総消費量の伸び率は若干下がる」と王虹橋副会長は述べ、石炭供給過剰が深刻なまでに市場を乱すと指摘した。
国家統計局の統計によると、2018年の中国の石炭生産量は40億トンに上った。石炭産業の過剰生産能力の削減は出来たものの、昨年は石炭生産能力が1.94億トン増えた。
国家発展改革委員会の公告によると、2019年に入ってからも政府は少なくとも12ヵ所、生産能力合計2,950万トンの炭鉱採掘事業を承認した。
Rodrigo Echeverri氏の予想では中国の一般炭輸入量は2018年に比べ11%減少して1.97億トンになる。中国の輸入量の減少によってオーストラリアの石炭輸出が最も大きい影響を受ける。
港湾での品質検査に起因する通関所要時間の延長を受けて、貿易業者はすでにオーストラリアからの一般炭及び原料炭の輸入を減らしている。
(中国能源網 4月15日)