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中国 2019年第1四半期の再エネ電力設備利用率が大幅上昇 (19/04/30)
2019/4/30
中国【新エネルギー】

 国家能源局新エネ再エネ司の梁志鵬副司長は4月29日の定例発表会において、中国の再エネ電力設備利用率が2019年第1四半期において大幅に上昇したことを明らかにした。全国の水力発電の電力廃棄は基本的になくなり、全国平均の風力発電電力廃棄率は4%、前年同期より4.5ポイント下がった。太陽光発電の電力廃棄率は前年同期を1.7ポイント下回る2.7%。

 国家能源局の統計によると、2019年第1四半期末時点で中国の再エネ発電設備は7.4億kWに達しており、第1四半期には1,124万kWが増設された。内訳は水力発電3.53億kW、風力発電1.89億kW、太陽光発電1.80億kW、バイオマス発電1,878万kW。第1四半期の新規設備容量は水力発電29万kW、風力発電478万kW、太陽光発電520万kW、バイオマス発電97万kW。

 再エネ電力設備は規模が持続的に拡大すると同時に、利用率が大幅に上昇した。梁志鵬副司長によると、第1四半期の中国の再エネ発電電力量は3,885億kWhに達し、前年同期比13%の増加になった。総発電電力量に占める再エネ発電電力量のシェアは23.2%で、前年同期より1.2ポイント上昇した。

 (人民網 4月30日)