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【石油・天然ガス】

CNPCがLPG西南輸出ルートを開通 (19/05/06)
2019/5/6
中国【石油・天然ガス】

 4月25日、50トンのLPGを積んだタンクローリーが中緬国境を経てミャンマーに到着した。雲南中石油国際事業有限公司が雲南で生産したLPGをミャンマーに輸出するのは初めてであり、中国石油天然ガス集団(CNPC)のLPG西南輸出ルートが正式に開通したことになる。

 近年、ミャンマーのLPG需要は増加しており、市場ポテンシャルは巨大である。雲南はミャンマーに隣接しており、地理的優位は際立っている。「一帯一路」イニシアチブに呼応し、ミャンマー市場の需要を満たすため、雲南中石油国際事業有限公司は国際市場の開拓に取り組み、新たなブレークスルーを模索している。

 雲南中石油国際事業有限公司は2018年に東南アジアへのガソリン・軽油・灯油輸出を実現したが、今回のLPG輸出はそれに次ぐ重要な成果になる。現在、雲南石化は毎月平均1万トン以上の石油製品を輸出している。輸出通関ボーダーとルートは14ヵ所に上り、ミャンマーとラオスのエネルギー調達ルートを大いに広げている。雲南中石油国際事業有限公司は今後、LPGの輸出規模を徐々に拡大し、西南からの陸路による安定的な輸出ルートを確立する。

 (中国石油新聞中心 5月6日)