国家能源局は5月30日、通達を発して2019年の風力発電事業と太陽光発電事業の建設を適切に進め、補助金事業の競争的配置を厳格化するよう求めた。

　通達によると、各省クラス政府のエネルギー主管部門は国の再生可能エネルギー関連の第13次5ヵ年計画及び地域の電力受入能力に基づき、風力発電と太陽光発電事業の競争的配置対策方案の確定に当たって、国家補助金事業の範囲に入れることを要する。競争配置対策方案は公開・公平・公正の原則を厳正に適用し、売電価格を重要な競争条件として、補助金が低く、引き下げ幅の大きい事業を優先的に建設しなければならない。

　今回の通達は、グリッドパリティ事業の建設を積極的に推進することや電力の送出と受入条件並びに建設・投資・経営環境の最適化を全面的に実行に移すことも求めている。

　通達は2019年の風力発電と太陽光発電事業の建設に対して明確な要件を提示したものであり、風力発電と太陽光発電の技術進歩とコスト引き下げをより一層促進して質の高い発展を実現する。

　（中国能源網 5月31日）