ノヴァテク社のLeonid Mikhelson CEOは6月7日、同社は北極LNG-2事業の生産量の50%を長期契約によって供給する方向で検討を進めていると表明した。そのため、ノヴァテク社は年産1,950万トンに上る北極LNG-2事業の生産量のうち約80%をアジア太平洋地区へ輸送すると予想される。
北極LNG-2事業は3つの液化装置からなり、各装置の液化能力は660万トン/年になる。3つの液化装置は2023年、2024年、2025年に順次操業を開始する。
同じく6月7日には、中国石油天然ガス集団(CNPC)並びに中国海洋石油集団はノヴァテク社と株式売買協定に調印し、北極LNG-2事業の権益をそれぞれ10%取得することになった。これより先、フランスのトタルは10%の権益を取得していた。
Mikhelson CEOはどの企業が4番目のパートナーになる可能性があるかは明らかにしなかったが、報道によると、サウジアラムコと日本の三井が協力パートナーになる可能性が高い。
Mikhelson CEOによると、ノヴァテク社はトタルと討議した結果、生産量の「少なくとも50%」を長期契約によって販売する方向で検討を進めているが、最終的に決定を下すのはコンソーシアムが完全に形成されてからになる。
(中国能源報 6月11日)
ノヴァテク社のLeonid Mikhelson CEOは6月7日、同社は北極LNG-2事業の生産量の50%を長期契約によって供給する方向で検討を進めていると表明した。そのため、ノヴァテク社は年産1,950万トンに上る北極LNG-2事業の生産量のうち約80%をアジア太平洋地区へ輸送すると予想される。
北極LNG-2事業は3つの液化装置からなり、各装置の液化能力は660万トン/年になる。3つの液化装置は2023年、2024年、2025年に順次操業を開始する。
同じく6月7日には、中国石油天然ガス集団(CNPC)並びに中国海洋石油集団はノヴァテク社と株式売買協定に調印し、北極LNG-2事業の権益をそれぞれ10%取得することになった。これより先、フランスのトタルは10%の権益を取得していた。
Mikhelson CEOはどの企業が4番目のパートナーになる可能性があるかは明らかにしなかったが、報道によると、サウジアラムコと日本の三井が協力パートナーになる可能性が高い。
Mikhelson CEOによると、ノヴァテク社はトタルと討議した結果、生産量の「少なくとも50%」を長期契約によって販売する方向で検討を進めているが、最終的に決定を下すのはコンソーシアムが完全に形成されてからになる。
(中国能源報 6月11日)