インドのプラナブ・ムカジー(Pranab Mukherjee)外相は19日、サウジアラビアのアブドゥッラー国王に謁見した際、インドがサウジアラビアの石油・天然ガス資源の探鉱と開発に参加することを提案した。インド政府筋によると、アブドゥッラー国王はインド側の提案に対して好意的な回答を行ったとのこと。

　インドはサウジアラビアとのこれまでの売買関係を今後は協力パートナーの関係に転換したいと考えており、国王との会見においてもその旨を要請した。また、インドの石油企業もサウジアラビアのエネルギー分野への投資に関心を寄せている。

　ムカジー外相によると、インドは年間輸入量の25％に当たる2,600万トンの原油をサウジアラビアから購入している。

　（中国石化新聞網 4月21日）