ベトナム電力(EVN)は、ラオスに4基の水力発電所を順次建設し、2015年に運転を開始することを明らかにした。

　これらの水力発電所はラオス中部に建設され、Nam Et1発電所は設備容量14万kW、Nam Et2発電所は17万kW、Nam Et3発電所は11万kW、Nam Kong発電所は6万kWになる。

　ベトナムはこれら発電所を建設した上で、年間約2億kWhに上る全ての電力を購入して、ベトナム国内の電力需要を賄うことになる。工期や工費については明らかにされていない。

　両国政府間協定によると、EVNは2020年までに総設備容量300〜500万kWに上る水力発電を建設することになる。

　EVNは最初の水力発電所であるSekaman 3水力発電所を建設中である。同発電所は設備容量25万kW、工費2.73億ドル。

　（中国能源網 5月6日）