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中国
【エネルギー全般・政治経済】

4月期の消費者物価上昇率8.5% 都市では8.1% (08/05/12)
2008/5/13
中国【エネルギー全般・政治経済】

 4月期の消費者物価指数は前年同期比8.5%上昇し、うち都市の上昇率は8.1%、農村は9.3%となった。

 食品価格は22.1%上昇した。食品の中で、食肉及び食肉製品は47.9%(豚肉は68.3%)上昇した。野菜は13.6%、穀類は7.4%、油脂類は46.6%、水産品は16.1%上昇した。

 消費財価格は10.6%、サービス価格は1.7%の上昇。

 前月比では、消費者物価は0.1%上昇し、食品価格は0.1%下がった。特に野菜は9.2%、卵は0.5%下がった。

 1〜4月の累計では、消費者物価指数は前年同期比8.2%上昇した。うち都市は7.8%、農村は8.8%の上昇となった。食品価格は21.2%上昇した。

 4月期の消費者物価上昇率が依然高かったことは前年同月の基数が低かったことに関係している。また、国際市場における初級製品、特に穀物価格の大幅な上昇が続いていることも中国の国内食品価格の高止まりの原因となっている。

 今後とも価格の動向に密接な注意を払い、物価上昇の抑制やインフレ抑制を最優先しなければならない。

 (国家統計局ウェブサイト 5月12日)