ベトナム国営石油公社PetroVietnam筋は12日、同社が今年5月又は6月にロシアの石油会社との合弁会社を設けて、ロシア北部地区で原油生産に当たることを明らかにした。

　PetroVietnamと提携先のロシアの石油会社は先頃ロシアで原油を生産する権利を獲得したとのこと。新会社の名前はRus-Viet Petroになる。出資比率はPetroVietnamが49％、ロシアの会社が51％。資本金、生産量やオペレーション開始時期は明らかにされていない。

　PetroVietnam筋によると、ベトナム国内の石油埋蔵量が減少を続けているため、同社は今後海外における石油・天然ガスのオペレーションを拡大する。

　PetroVietnamは、アルジェリア、アゼルバイジャン、アンゴラ、イラク、カザフスタン、モンゴル、ラオス、ロシア、ベネズエラの9ヵ国で石油・天然ガスのオペレーションの権利を獲得しているが、本国以外では未だ石油・天然ガスの生産を開始していない。

　（中国石化新聞網 5月15日）