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【新エネルギー】

炭層ガス発電が爆発的成長 (08/06/18)
2008/6/18
中国【新エネルギー】

 この数年、炭層ガス(炭鉱ガス)回収利用政策の完備に伴って企業は炭層ガス発電の利用にますます前向きになり、炭層ガス発電の規模は年々拡大し、技術開発や設備製造のレベルも絶えず向上している。

 今年4月末時点の全国の炭鉱ガス発電ユニットは1,104台、総設備容量は約71万kWに上る。2005年末に比べると、台数は87%増、容量は137%増になる。

 山東勝動公司が製造する発電ユニットは896台を数え、設備容量は45.2万kWで、全国炭鉱ガス発電総設備容量の64%に当たる。また、済南柴油機廠や啓東宝駒淄博柴油機廠等の国内メーカー製は92台、設備容量5.1万kW、輸入発電ユニットは116台、21.1万kWになる。

 世界最大規模を誇る12万kWの山西晋城煤業集団公司の寺河炭鉱ガス発電所は年間発電量8.4億kWhに上り、年間1.8億m3の炭鉱ガスを利用する。6月末には売電を開始する。

 2007年末の中国の坑内ガス回収量は44億m3で、前年に比べ12億m3増えた。地表炭鉱ガス回収量は2億m3増えて3.2億m3になった。一方、全国の炭鉱ガス利用量は14.5億m3、前年に比べ3億m3増加した。

 (中国化工網 6月18日)