米国のシェブロンと英国のCairn Energyは先頃、バングラデシュのPetrobanglaと、同国西南部での追加の天然ガス地震探査と削井計画について生産物分与契約に調印した。

　地震探査作業については7ブロックで450kmの二次元地震データを収集する。地震探査作業は今年末に探査井の掘削が完成してから開始することになる。7ブロックの持ち株比率は、シェブロンとCairn Energyが各45％、Petrobangla傘下のBangladesh Petroleum Exploration & Production Co. Ltd.が残りの10％になる。

　シェブロンは2006年に同地区の地震探査を行い、３つの石油・天然ガス潜在鉱床を発見した。また、シェブロンはバングラデシュのJalalabad、Moulavibazar並びにBibiyanの、３つのガス田の生産によって、同国の天然ガス総生産量の3分の1以上を占めている。

　（中国石化新聞網 6月25日）