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【エネルギー全般・政治経済】

中国とインド 途上国として初のIEA加盟の見込み (08/08/07)
2008/8/7
中国【エネルギー全般・政治経済】

 国際エネルギー機関(IEA)の田中伸男事務局長は6日、原油消費の急増している中国とインドが発展途上国として初めてIEAに加盟国するとの見通しを明らかにした。田中伸男事務局長は、IEAは中印両国との協力強化と両国のIEA加盟に期待しており、両国もまた加盟を望んでいると述べた。

 IEAは経済協力開発機構(OECD)に属している。田中事務局長は、今年6月、OECD非加盟国がIEAに加盟するのは困難であるとしていた。しかし、田中事務局長は、経済の急成長によって中印両国のエネルギー需要が拡大する中、大多数の国々も国際貿易を通して両国の経済成長から恩恵を受けているとし、IEA事務局長として、中印との協力を強化することは優先的に考慮すべき事柄であると強調した。

 IEAの予測によると、2030年にエネルギー需要は50%以上拡大し、うち中印両国で一次エネルギー需要増加分の45%を占めることになる。2005〜2030年のエネルギーインフラに対する計画投資額は中印だけでも3.5兆ドルになる見込みである。

 中印の加盟は、IEAにとっては両国の正確なエネルギーデータを得る上で有利であり、一方、中印両国にとっても他の国とエネルギー政策の協調について協議する機会が増えると、専門家は指摘する。

 田中事務局長によると、中国とインドの官僚はすでにオブザーバーとしてIEAの各種委員会や管理委員会の会議に出席している。IEAは2009年秋の閣僚級会議に両国の代表を招待することになる。

 (第一財経日報 8月7日)