広西壮族自治区欽州港工業区金谷石化工業パーク総合計画案が先頃専門家による審査をパスした。計画によると、15年以内に金谷石化工業パークは中国西南地区最大の石油化学基地になる。

　同計画案は欽州市が中国石油化学工業規画院に委託し、2007年2月に策定された。金谷石化工業パークは総面積22.4平方キロに上り、うちペトロチャイナ広西石化の1,000万トン製油プラントの敷地が約2.1平方キロになる。

　金谷石化工業パークは中国の華南と西南の交差点に当たる重要な臨海石油化学基地となり、また、ASEAN地区の石油センターになる。石油化学はもとより、石炭化学、塩化工業、リン化学、生物化学等の産業連鎖を総合し、基礎有機材料、合成材料、精密化学品等の製品を特色とする化学工業パークを形成することになる。

　（中国石化新聞網 8月18日）