「中国石油石化」9月18日付報道によると、2010年までに中国の大型製油プラントは合計21件になり、精製能力は2.4億トン超になる。なお、2010年には全国の製油能力は合計4.2億トンになり、大型プラントはその57％を占めるだろう。

　21の大型製油プラントのうち、中国石油化工(SINOPEC)が14件で、年産能力は1.6億トン以上。中国石油天然ガス集団(CNPC)は大連石化、蘭州石化、撫順石化、大連西太、独山子、長慶の6件。もう1件は中国海洋石油(CNOOC)の恵州製油プラント。

　大型化は製油事業の発展にとって必然の流れであり、コスト削減の主要な方法に当たる。年産1,200万トン規模の製油所は年産600万トンの製油所に比べ、生産費用を12〜15％引き下げることが可能。

　（中国化工網 9月19日）