ノルウェーUpstream Onlineの22日付報道によると、ロシア国営パイプライン輸送会社トランスネフチは10月3〜5日から、未完成のESPO (東シベリア−太平洋) 石油パイプラインのうち完成した部分を利用して、東シベリア地区の石油を西部へ輸送することになった。 トランスネフチのバルコフ副社長によると、同パイプラインの完成済みの部分へはすでに80万トンの原油が注入されており、10月3〜5日に西部へ石油の逆送を開始する準備はすでに整っている。 ロシア第4位の石油企業であるスルグトネフチェガスも、同パイプラインによりTalakanskoe油田から18万トンの石油を西部に供給する準備に着手している。また、BPとロシアの合弁であるTNK-BPも同パイプラインを利用して西部へ石油を輸送することになる。TNK-BPは来年以降、Verkhnechonks油田から毎月4万トンの原油を西部へ輸送する計画である。さらに、トランスネフチによると、ロシアの石油最大手ロスネフチも来年中頃から同パイプラインによる西部への原油供給を開始する見通しである。 (中国油気管道網 9月24日)
ノルウェーUpstream Onlineの22日付報道によると、ロシア国営パイプライン輸送会社トランスネフチは10月3〜5日から、未完成のESPO (東シベリア−太平洋) 石油パイプラインのうち完成した部分を利用して、東シベリア地区の石油を西部へ輸送することになった。
トランスネフチのバルコフ副社長によると、同パイプラインの完成済みの部分へはすでに80万トンの原油が注入されており、10月3〜5日に西部へ石油の逆送を開始する準備はすでに整っている。
ロシア第4位の石油企業であるスルグトネフチェガスも、同パイプラインによりTalakanskoe油田から18万トンの石油を西部に供給する準備に着手している。また、BPとロシアの合弁であるTNK-BPも同パイプラインを利用して西部へ石油を輸送することになる。TNK-BPは来年以降、Verkhnechonks油田から毎月4万トンの原油を西部へ輸送する計画である。さらに、トランスネフチによると、ロシアの石油最大手ロスネフチも来年中頃から同パイプラインによる西部への原油供給を開始する見通しである。
(中国油気管道網 9月24日)