ロシアのイタル・タス通信10月6日発によると、ロシアはアルタイ経由の対中天然ガス輸出用パイプラインの敷設を延期することになった。ロシアの「2030年天然ガス産業発展綱要」によると、同パイプライン沿線の気候や地質条件が複雑であり生態問題が存在する等の理由で、アルタイパイプラインの敷設を同綱要に盛り込むことが見送られた。 また、同綱要は、ロシアの天然ガスは建設中の中央アジア−中国ガスパイプラインと比べ距離が遠く、開発コストが高く、競争能力が弱いと指摘したが、アルタイルート以外の中露天然ガスパイプラインの敷設について中露両国が合意する可能性にも言及した。 (新華網 10月8日)
ロシアのイタル・タス通信10月6日発によると、ロシアはアルタイ経由の対中天然ガス輸出用パイプラインの敷設を延期することになった。ロシアの「2030年天然ガス産業発展綱要」によると、同パイプライン沿線の気候や地質条件が複雑であり生態問題が存在する等の理由で、アルタイパイプラインの敷設を同綱要に盛り込むことが見送られた。
また、同綱要は、ロシアの天然ガスは建設中の中央アジア−中国ガスパイプラインと比べ距離が遠く、開発コストが高く、競争能力が弱いと指摘したが、アルタイルート以外の中露天然ガスパイプラインの敷設について中露両国が合意する可能性にも言及した。
(新華網 10月8日)