中国電力企業聯合会燃料分科会の解居臣会長によると、中国の今年第1〜第3四半期の発電量は2兆5,909億kWhに達し、前年同期比11.74%増となったが、伸び率は前年同期の16.4%に比べると著しく低下した。9月期の発電量は2,871.77億kWh、伸び率はわずか8.92%に止まった。 解居臣会長によると、低下の原因は、経済の減速、需要の減退、電力供給の不足、自然災害、北京オリンピック期間の製造業操業停止措置など様々な影響による。発電量の伸び率の低下は第2四半期から発生し、6〜9月の低下は顕著。特に8月期の発電量の伸び率はわずか5.14%に止まり、8年来の最低水準となった。 今後数ヶ月、発電の伸び率は9〜10%に止まる見通しであり、今年全体の伸び率は12%を超えることはないだろう。 なお、今年運転を開始する発電機容量は9,000万kWになり、年末の全国容量は8億kWの大台に乗る見込み。うち、78%が火力発電ユニットになる。 (中国証券報 10月13日)
中国電力企業聯合会燃料分科会の解居臣会長によると、中国の今年第1〜第3四半期の発電量は2兆5,909億kWhに達し、前年同期比11.74%増となったが、伸び率は前年同期の16.4%に比べると著しく低下した。9月期の発電量は2,871.77億kWh、伸び率はわずか8.92%に止まった。
解居臣会長によると、低下の原因は、経済の減速、需要の減退、電力供給の不足、自然災害、北京オリンピック期間の製造業操業停止措置など様々な影響による。発電量の伸び率の低下は第2四半期から発生し、6〜9月の低下は顕著。特に8月期の発電量の伸び率はわずか5.14%に止まり、8年来の最低水準となった。
今後数ヶ月、発電の伸び率は9〜10%に止まる見通しであり、今年全体の伸び率は12%を超えることはないだろう。
なお、今年運転を開始する発電機容量は9,000万kWになり、年末の全国容量は8億kWの大台に乗る見込み。うち、78%が火力発電ユニットになる。
(中国証券報 10月13日)