韓国の李允鎬(イ・ユンホ)知識経済相と東チモールのグスマン首相は14日、天然ガス供給と開発に関する了解覚書(MOU)に調印した。同覚書によると、今後、東チモールのグレーター・サンライズガス田で生産される液化天然ガスは韓国へ優先供給されることになる。

　また、両国は、目下探鉱を進めている6坑の他に、未開発の陸上、海上鉱区や、東チモールとオーストラリアの共同石油開発エリアの中で未譲渡の鉱区についても共同開発事業を進めることで合意した。両国は閣僚級の資源協力委員会を設けて、LNG導入や未探査鉱区の共同開発などエネルギー協力をめぐって討議を進めることになる。

　（中国石油新聞中心 10月21日）