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中国
【石炭】

炭層ガスパイプライン網を建設せよ…専門家が提言 (08/11/20)
2008/11/21
中国【石炭】

 中国石油勘探院廊坊分院炭層ガス実験室の劉洪林博士は、今後の中国の炭層ガス開発の未来について、炭層ガス基幹パイプライン網を建設して、西気東輸パイプライン、陝西−北京パイプライン等の基幹天然ガスパイプラインに連携し、東西南北に連なる都市ガス輸送パイプライン網系統を構築すべきであると提言した。

 劉洪林博士の構想によると、各地域のガス需要に応じて、パイプライン支線や基幹連絡線を建設し、基幹線に連携する地域パイプライン網を徐々に構築して、最終的には主要資源地から各市場エリアへのスムーズなガス供給を実現する。これにより、全国の炭層ガス開発戦略の基礎が固められることになる。

 中国の炭層ガス資源は豊かであり、多くの専門家は、中国の炭層ガス開発利用は戦略的チャンスを迎えていると考えている。中国の炭層ガス資源の確認率はわずか0.03%で、確認埋蔵量はようやく伸び始めたばかり。予想では、2010年に全国炭層ガス生産量は100億m3に達し、確認原始埋蔵量は3,000億m3に達する見込み。

 中国の炭層ガス産業は早くも1990年にスタートしたものの、その後18年になるが、商業化は遅々として進まず、炭層ガス産業は未だに大規模産業に成長していない。インフラ、消費構造、ガス価格や政策・法規など制約要因は多岐にわたるが、劉洪林博士によると、炭層ガス産業を制約する要因の中でも、政策・法規的要因が最も深刻。業界の呼びかけにも関わらず、今に至ってもなお統一的な計画が欠如している。

 (中国管道商務網 11月20日)