北京で開かれた米中戦略対話で中国人民銀行の周小川総裁は「過剰消費および信用への大きな依存がアメリカの金融危機の原因」であり、「アメリカは進んで経済政策を調整し、貯蓄率を適切に高め、貿易および財政の赤字を削減すべきである」と強調した。

　一方、同対話と関連して、人民元の為替レートも話題になった中国経済について、2009年の成長率は5.5％と1990年以降の最低になる可能性があるとの見通しも出ている（CLSA Asia-Pacific Markets）。

　（International Herald Tribune 12月5日）