ロシアRBCの12月3日付報道によると、ロシアのパイプライン輸送会社最大手トランスネフチの広報局長は3日、今年のESPOパイプライン(東シベリア−太平洋パイプライン)第1期の建設に当てる投資額を140億ルーブル(5億ドル)削減して480億ルーブル(17.1億ドル)としたことを明らかにした。また、第2期(ESPO-2)の所要の投資額もすでに80億ルーブル(2.86億ドル)削減して50億ルーブル(1.78億ドル)に減らしたとのこと。一方、同社取締役会により承認された投資修正計画によると、太平洋沿岸に建設するコズミノターミナルに対する投資額は60億ルーブル(2.14億ドル)上乗せして270億ルーブル(9.64億元)とした。 広報局長の説明によると、ESPOパイプライン第1期に対する投資を削減した理由には建設請負企業の変更と今年及び来年に完成を要する作業量の減少がある。また、ESPO-2への投資削減は、プロジェクト関連文書作成の最終期限が先延ばしになったことによる。一方、コズミノターミナル建設予算を増やしたのは、今年の作業量が増加し、新たなインフラ建設計画も追加されたため。 (中国石化新聞網 12月5日)
ロシアRBCの12月3日付報道によると、ロシアのパイプライン輸送会社最大手トランスネフチの広報局長は3日、今年のESPOパイプライン(東シベリア−太平洋パイプライン)第1期の建設に当てる投資額を140億ルーブル(5億ドル)削減して480億ルーブル(17.1億ドル)としたことを明らかにした。また、第2期(ESPO-2)の所要の投資額もすでに80億ルーブル(2.86億ドル)削減して50億ルーブル(1.78億ドル)に減らしたとのこと。一方、同社取締役会により承認された投資修正計画によると、太平洋沿岸に建設するコズミノターミナルに対する投資額は60億ルーブル(2.14億ドル)上乗せして270億ルーブル(9.64億元)とした。
広報局長の説明によると、ESPOパイプライン第1期に対する投資を削減した理由には建設請負企業の変更と今年及び来年に完成を要する作業量の減少がある。また、ESPO-2への投資削減は、プロジェクト関連文書作成の最終期限が先延ばしになったことによる。一方、コズミノターミナル建設予算を増やしたのは、今年の作業量が増加し、新たなインフラ建設計画も追加されたため。
(中国石化新聞網 12月5日)