石油と融資の交換をめぐる中露第3回協議がモスクワで開かれる。トランスネフチのスポークスマンは9日、中国国家開発銀行と中国石油天然ガス集団(CNPC)の代表が10日モスクワに到着することを明らかにし、別の権威筋も早ければ10日から第3回協議が開かれることを認めた。 先の2回の協議では最終契約に到っていないものの、大筋では合意が成立しており、第3回協議では詳細について最終的な詰めを行うことになる。 しかし、消息筋によると、最終合意に達するかどうかはなお不透明。今回の交渉でも最大の難関は依然利率をめぐる隔たりである。また、ロシア側が全ての原油をタイシェト−ナホトカ原油パイプライン・中国支線によって中国へ輸送するよう求めているのに対し、中国側は鉄道による輸送も継続するよう主張している。 (第一財経日報 12月12日)
石油と融資の交換をめぐる中露第3回協議がモスクワで開かれる。トランスネフチのスポークスマンは9日、中国国家開発銀行と中国石油天然ガス集団(CNPC)の代表が10日モスクワに到着することを明らかにし、別の権威筋も早ければ10日から第3回協議が開かれることを認めた。
先の2回の協議では最終契約に到っていないものの、大筋では合意が成立しており、第3回協議では詳細について最終的な詰めを行うことになる。
しかし、消息筋によると、最終合意に達するかどうかはなお不透明。今回の交渉でも最大の難関は依然利率をめぐる隔たりである。また、ロシア側が全ての原油をタイシェト−ナホトカ原油パイプライン・中国支線によって中国へ輸送するよう求めているのに対し、中国側は鉄道による輸送も継続するよう主張している。
(第一財経日報 12月12日)