ロシア新聞の報道によると、ESPO(東シベリア−太平洋)パイプラインDirector general of the project's management centerのAlexei Sapsai氏は25日、イルクーツクでの記者発表会の席上、トランスネフチは予定通り今年末には同パイプライン第1期工事を完了すると表明した。 Alexei Sapsai氏は、その頃には石油積み出し港になるコズミノターミナルも完成し、パイプライン第1期プロジェクトの完成と合わせて操業を開始すると述べた。パイプライン第1期が運転を開始しても、コズミノ港で鉄道のタンク車からタンカーに積み替える作業が出来なければ、パイプラインの操業もできないからである。 また、スコボロジノから中国国境までのESPO支線について、Alexei Sapsai氏は、建設費は約100億ルーブルになり、トランスネフチが目下予算関連の文書を起草中であると述べた。 ESPO中国支線は総延長67km、第1期の輸送能力は1,500万トンになる。なお、これより先、中国支線について、ロシア副首相セーチンは、着工は今年4月になると述べ、また、トランスネフチのバルコフ副社長は、2010年に稼動を開始すると述べていた。 (新華網 2月26日)
ロシア新聞の報道によると、ESPO(東シベリア−太平洋)パイプラインDirector general of the project's management centerのAlexei Sapsai氏は25日、イルクーツクでの記者発表会の席上、トランスネフチは予定通り今年末には同パイプライン第1期工事を完了すると表明した。
Alexei Sapsai氏は、その頃には石油積み出し港になるコズミノターミナルも完成し、パイプライン第1期プロジェクトの完成と合わせて操業を開始すると述べた。パイプライン第1期が運転を開始しても、コズミノ港で鉄道のタンク車からタンカーに積み替える作業が出来なければ、パイプラインの操業もできないからである。
また、スコボロジノから中国国境までのESPO支線について、Alexei Sapsai氏は、建設費は約100億ルーブルになり、トランスネフチが目下予算関連の文書を起草中であると述べた。
ESPO中国支線は総延長67km、第1期の輸送能力は1,500万トンになる。なお、これより先、中国支線について、ロシア副首相セーチンは、着工は今年4月になると述べ、また、トランスネフチのバルコフ副社長は、2010年に稼動を開始すると述べていた。
(新華網 2月26日)