中国石化華東分公司の非在来型石油・天然ガス資源企画設計研究センター、実験センター、工程技術センターが20日、南京で発足した。中国石油化工(SINOPEC)が今後非在来型石油・天然ガス資源開発戦略を進める上で重要な一環になる。

　国際エネルギー・化学企業を目指すSINOPECは、上流資源開発を強化する上で、非在来型石油・天然ガス資源を重要な要素として位置づけており、中国石化華東分公司はSINOPECの非在来型石油・天然ガス資源探査開発専門チームになる。

　SINOPECは「炭層ガス開発を加速し、オイルシェールを開拓し、その他の非在来型資源開発の準備も進める」という開発戦略を策定しており、また、非在来型石油・天然ガス資源第12次５ヵ年規画も策定して、段階的に実施する計画案を打ち出している。

　非在来型石油・天然ガス資源企画設計研究センター、実験センター、工程技術センターは今後、SINOPECの非在来型石油・天然ガス開発候補エリアの評価、開発案の策定、科学実験、井戸の設計・実証や技術サポートなど総合的な研究作業を進めることになる。

　（中国石化新聞網 2月27日）