中国石油化工股フェン有限公司(Sinopec Corp.)の蘇樹林董事長(会長)は30日、中国国内の石油製品販売に転機が生じ始めていると表明した。今年1、2月の石油製品の毎日の販売量は月を追うごとに回復しており、2月期の1日当たりの平均販売量は29.99万トンであったのが、3月1日〜26日の平均は36.7万トンに達した。この数字は昨年の1日当たり販売量の最高記録である38万トンに近い。つまり、中国国内の石油製品需要状況は好転しつつある。 中国の石油製品需要は、世界的な金融危機の影響を受けて、昨年下半期から低下が始まり、今年初頭までそうした傾向が続いてきた。 一方、蘇樹林董事長は、Sinopec Corp.が目下、親会社である中国石油化工集団(SINOPEC)からの海外資産買収も含めて、海外石油・天然ガス資産の直接買収を検討していることを明らかにした。同社は現在、海外の複数の企業と上流業務部門の買収について交渉を進めているとのこと。 (京華時報 3月31日)
中国石油化工股フェン有限公司(Sinopec Corp.)の蘇樹林董事長(会長)は30日、中国国内の石油製品販売に転機が生じ始めていると表明した。今年1、2月の石油製品の毎日の販売量は月を追うごとに回復しており、2月期の1日当たりの平均販売量は29.99万トンであったのが、3月1日〜26日の平均は36.7万トンに達した。この数字は昨年の1日当たり販売量の最高記録である38万トンに近い。つまり、中国国内の石油製品需要状況は好転しつつある。
中国の石油製品需要は、世界的な金融危機の影響を受けて、昨年下半期から低下が始まり、今年初頭までそうした傾向が続いてきた。
一方、蘇樹林董事長は、Sinopec Corp.が目下、親会社である中国石油化工集団(SINOPEC)からの海外資産買収も含めて、海外石油・天然ガス資産の直接買収を検討していることを明らかにした。同社は現在、海外の複数の企業と上流業務部門の買収について交渉を進めているとのこと。
(京華時報 3月31日)