中国電力企業聯合会の内部統計データによると、今年5月の中国の全国電力使用量は前年同期比2.58%の減少になったが、端午の節句の休暇期間による影響分を差し引くと、前月比で小幅の上昇を実現し、電力使用量回復の兆しが強まった。 なお、今年1〜3月の電力使用量は前年同期比4.02%のマイナスになり、3月期は前年同月比2%のマイナスで、減少幅はやや縮小したものの、4月期には減少幅は再び拡大していた。 5月に入って、多くの省・直轄市で電力使用量がプラスに転じ、江蘇、浙江、広東など東南沿海部でもこれまでの電力使用量の二桁台もの大幅な減少は収束した。中国電力企業聯合会の専門家は、全国の電力使用量の大幅な減少はすでに底入れして反転上昇に転じるとともに、顕著な安定傾向を示していると指摘する。 また、興行証券のアナリストである陸鳳鳴氏も同様の見方を取っており、マクロ経済がゆっくりと回復するにつれて、下半期には電力需要がプラスに転じると予想している。 (新快報 6月11日)
中国電力企業聯合会の内部統計データによると、今年5月の中国の全国電力使用量は前年同期比2.58%の減少になったが、端午の節句の休暇期間による影響分を差し引くと、前月比で小幅の上昇を実現し、電力使用量回復の兆しが強まった。
なお、今年1〜3月の電力使用量は前年同期比4.02%のマイナスになり、3月期は前年同月比2%のマイナスで、減少幅はやや縮小したものの、4月期には減少幅は再び拡大していた。
5月に入って、多くの省・直轄市で電力使用量がプラスに転じ、江蘇、浙江、広東など東南沿海部でもこれまでの電力使用量の二桁台もの大幅な減少は収束した。中国電力企業聯合会の専門家は、全国の電力使用量の大幅な減少はすでに底入れして反転上昇に転じるとともに、顕著な安定傾向を示していると指摘する。
また、興行証券のアナリストである陸鳳鳴氏も同様の見方を取っており、マクロ経済がゆっくりと回復するにつれて、下半期には電力需要がプラスに転じると予想している。
(新快報 6月11日)