23日、国家統計局のウェブサイトは郭同欣氏の「当面のいくつかのマクロ経済問題についての基本的分析」と題する論文を掲載した。 同論文によると、中国経済は政府の一連のマクロ調整政策の効果によって昨年第4四半期か今年第1四半期にはすでに底を打っており、今年4月と5月の主要経済指標や動向から分析すると、今年第2四半期のGDP成長率は8%近くになり、今後は経済のさらなる好転が見込まれる。また、四半期毎のGDPの対前期比の伸び率は、昨年第3四半期が2%、第4四半期0.1%、今年第1四半期1.5%、第2四半期2%であるところから、昨年第4四半期には底を打っていたと判断される。さらに、工業生産の動向や主要工業製品の推移から見ても、中国経済の最も困難な時期は過ぎている。 しかし、同論文は、中国経済好転の基盤は依然脆弱であると指摘し、積極的な財政政策と適度な通貨緩和策を続けて内需をさらに拡大し、外需を安定させて、経済回復の基礎を固めることが必要であるとしている。 (中国新聞網 6月24日)
23日、国家統計局のウェブサイトは郭同欣氏の「当面のいくつかのマクロ経済問題についての基本的分析」と題する論文を掲載した。
同論文によると、中国経済は政府の一連のマクロ調整政策の効果によって昨年第4四半期か今年第1四半期にはすでに底を打っており、今年4月と5月の主要経済指標や動向から分析すると、今年第2四半期のGDP成長率は8%近くになり、今後は経済のさらなる好転が見込まれる。また、四半期毎のGDPの対前期比の伸び率は、昨年第3四半期が2%、第4四半期0.1%、今年第1四半期1.5%、第2四半期2%であるところから、昨年第4四半期には底を打っていたと判断される。さらに、工業生産の動向や主要工業製品の推移から見ても、中国経済の最も困難な時期は過ぎている。
しかし、同論文は、中国経済好転の基盤は依然脆弱であると指摘し、積極的な財政政策と適度な通貨緩和策を続けて内需をさらに拡大し、外需を安定させて、経済回復の基礎を固めることが必要であるとしている。
(中国新聞網 6月24日)