中国初の独自開発・設計・製造・建設による石炭ガス化コンバインドサイクル発電のモデル事業として華能天津IGCC発電所が6日、天津臨港工業区で着工された。 この発電所は「863」計画の重要プロジェクト。20億元余りを投じて25万kW級のIGCC発電ユニットを建設する。1号機は2011年完成の予定。 天津IGCC発電所の発電効率は48%、脱硫効率は99%以上に達し、高純度の硫黄を回収して、窒素酸化物を低いレベルに抑えることが可能。30万kWの在来型火力発電所に比べると、標準炭換算で年間7万tceの石炭を節約することができ、汚染物排出量はわずか10分の1になる。 現在世界で完成済みまたは建設、計画が進められているIGCC発電所は30基に上るが、中国ではこの天津IGCC発電所が初になる。 (中国新聞網 7月7日)
中国初の独自開発・設計・製造・建設による石炭ガス化コンバインドサイクル発電のモデル事業として華能天津IGCC発電所が6日、天津臨港工業区で着工された。
この発電所は「863」計画の重要プロジェクト。20億元余りを投じて25万kW級のIGCC発電ユニットを建設する。1号機は2011年完成の予定。
天津IGCC発電所の発電効率は48%、脱硫効率は99%以上に達し、高純度の硫黄を回収して、窒素酸化物を低いレベルに抑えることが可能。30万kWの在来型火力発電所に比べると、標準炭換算で年間7万tceの石炭を節約することができ、汚染物排出量はわずか10分の1になる。
現在世界で完成済みまたは建設、計画が進められているIGCC発電所は30基に上るが、中国ではこの天津IGCC発電所が初になる。
(中国新聞網 7月7日)