国家発展改革委員会は22日、今年上半期及び6月の電力事業統計を発表した。 上半期の中国の全国発電量は1兆6,442億kWh、前年同期比1.7%のマイナスになった。なお、昨年上期は12.9%のプラス。今年6月の発電量は前年同月比5.2%増になり、それまでマイナス成長が連続8ヶ月続いた状況に終止符が打たれた。火力発電の発電量は4.8%減(昨年同期は11.7%増)になり、水力発電は15.7%増になったものの、伸び率は2.8ポイント下がった。 上半期の全国電力使用量は前年同期比2.24%減になった(昨年同期は11.7%増)。うち第一次産業の電力使用量の伸び率は前年同期より1.2ポイント低い3.8%増になり、第二次産業の電力使用量は5.7%減になった(昨年同期は11.1%増)。第三次産業の電力使用量は9.4%増になったが、伸び率は前年同期を2.9ポイント下回り、家庭用電力使用量の伸び率は同じく6.6ポイント低い9.9%に止まった。 工業用電力使用量は前年同期比5.9%の減少になったが、減少率は1〜5月に比べ1.7ポイント縮小した。業種別では、建材工業の電力使用量は0.9%増になったが、鉄鋼は8.1%減、非鉄金属は13.7%減、化学工業は8.1%減となった。以上の4業種の電力使用量が工業電力使用量の中で占める比率は前年同期よりも1.4ポイント下がって、43.4%になった。 全国発電設備平均利用時間数は2,106時間で、前年同期に比べ265時間減少した。火力発電設備は2,236時間で、前年同期比312時間減少した。 1〜5月の電力事業の収益は191億元で、前年同期比12.5%の増益になった。うち発電企業の利益は251.9億元で、前年同期の4.3倍に上った。電力系統企業は、昨年同期の111.3億元の黒字から、60.5億元の赤字に転じた。 (国家発展改革委員会ウェブサイト 7月22日)
国家発展改革委員会は22日、今年上半期及び6月の電力事業統計を発表した。
上半期の中国の全国発電量は1兆6,442億kWh、前年同期比1.7%のマイナスになった。なお、昨年上期は12.9%のプラス。今年6月の発電量は前年同月比5.2%増になり、それまでマイナス成長が連続8ヶ月続いた状況に終止符が打たれた。火力発電の発電量は4.8%減(昨年同期は11.7%増)になり、水力発電は15.7%増になったものの、伸び率は2.8ポイント下がった。
上半期の全国電力使用量は前年同期比2.24%減になった(昨年同期は11.7%増)。うち第一次産業の電力使用量の伸び率は前年同期より1.2ポイント低い3.8%増になり、第二次産業の電力使用量は5.7%減になった(昨年同期は11.1%増)。第三次産業の電力使用量は9.4%増になったが、伸び率は前年同期を2.9ポイント下回り、家庭用電力使用量の伸び率は同じく6.6ポイント低い9.9%に止まった。
工業用電力使用量は前年同期比5.9%の減少になったが、減少率は1〜5月に比べ1.7ポイント縮小した。業種別では、建材工業の電力使用量は0.9%増になったが、鉄鋼は8.1%減、非鉄金属は13.7%減、化学工業は8.1%減となった。以上の4業種の電力使用量が工業電力使用量の中で占める比率は前年同期よりも1.4ポイント下がって、43.4%になった。
全国発電設備平均利用時間数は2,106時間で、前年同期に比べ265時間減少した。火力発電設備は2,236時間で、前年同期比312時間減少した。
1〜5月の電力事業の収益は191億元で、前年同期比12.5%の増益になった。うち発電企業の利益は251.9億元で、前年同期の4.3倍に上った。電力系統企業は、昨年同期の111.3億元の黒字から、60.5億元の赤字に転じた。
(国家発展改革委員会ウェブサイト 7月22日)