国家発展改革委員会は22日、今年上半期及び6月の石油・天然ガス産業統計を発表した。

　今年上期の全国原油生産量は9,349万トン、前年同期比1％減となった（昨年同期は1.7％増）。原油輸入量は9,077万トン、0.3％増。原油精製量は1億7,513万トン、1.5％増になったが、伸び率は前年同期に比べ3.7ポイント低下した。ガソリン生産量の伸び率は前年同期を10.7ポイント上回る13.9％に上ったが、軽油生産量は、昨年上期の8.6％増から、今年上期は1.1％の減少に転じた。

　上半期の天然ガス生産量は420億m3、前年同期比7.6％増になったが、伸び率は昨年同期を9.7ポイント下回った。

　1〜5月の石油・天然ガス産業の利益は947億元、前年同期比35.4％の減益となった。減益幅は1〜2月に比べ22.6ポイント縮小したものの、前年同期に比べると25.4ポイント上昇した。石油・天然ガス採掘業の利益は494億元、前年同期比75.8％の減益になり、製油業は昨年同期の572億元の赤字から、今年1〜5月は454億元の黒字への転換を果たした。

　（国家発展改革委員会ウェブサイト 7月22日）