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中国
【石油・天然ガス】

シノペック・CNOOC連合がMarathon Oilからアンゴラ海上鉱区の権益買収 (09/08/10)
2009/8/10
中国【石油・天然ガス】

 中国石化国際石油勘探有限公司と中国海洋石油国際有限公司が50%ずつ出資する会社が、Marathon Oil傘下のアンゴラ32鉱区会社と協議書に調印し、同社の有する同鉱区の生産物分与契約の20%を13億ドルで買収することになった。但し、契約の最終的な成立は、アンゴラ政府の承認を得られるかどうか、関係パートナーが優先購買権を行使するかどうかによって決まる。

 アンゴラ32鉱区は深海探査鉱区であり、総面積5,090km2、海岸線からは150kmの距離にあり、水深1,400〜2,200m。現在までに12の石油・天然ガス鉱床を掘り当てている。

 32鉱区はトタルが30%の権益を有し、オペレーターを担当している。その他に、Marathon Oilが30%、アンゴラ国営石油公社Sonangolが20%、エクソンモービルが15%、Galp社が5%の権益を有しており、今回の買収が成立すると、32鉱区におけるMarathon Oilの権益は10%に下がる。

 (中国石化新聞網 8月10日)