中国海洋石油有限公司(CNOOC Ltd.)は7日、同社自営の楽東22-1ガス田が先頃操業を開始したと発表した。

　楽東22-1ガス田は南シナ海西部の蔦歌海盆地にあり、平均水深は93.5m。5坑のガス井が生産中であり、日量3万ft3/d。

　楽東22-1ガス田は、そこから20km離れている楽東15-1ガス田と合わせて開発が進められている。楽東22-1と楽東15-1ガス田から産出する天然ガスは東方1-1ターミナルで処理されてから、海南省に輸送され、同省の製油所や化学工場、都市ガス用に供給される。

　楽東15-1ガス田は今年末に操業を開始する予定であり、楽東22-1と楽東15-1ガス田の生産量は最高150百万立方フィート/日に達する見通し。この2つのガス田はCNOOC Ltd.が100％の権益を有しており、全面的に操業を開始すれば、CNOOC Ltd.にとって2番目に大きな自社ガス田になる。

　（中国海洋石油ウェブサイト 9月8日）