中国石油天然ガス集団(CNPC)とシェブロンの共同開発（シェブロンが株式の49％保有）による川東北天然ガス事業が2010年に天然ガス生産を開始する見通しである。

　2007年12月、CNPCはシェブロンと30年間の生産物分与契約に調印し、シェブロンの技術により川東北鉱区において高硫黄ガス田を開発することになった。同鉱区の天然ガス確認埋蔵量は1,760億m3。両社は年間処理能力76億m3の処理施設2件を建設して、高硫黄天然ガスを処理する計画である。

　一方、CNPCとフランスのトタルによる合弁公司も間もなく蘇里格ガス田の開発に着手する。CNPCとトタルは10月末までに蘇里格ガス田総合開発計画案を国家発展改革委員会に提出する予定。同ガス田は2012年から15年間の安定生産が見込まれる。

　（中国石化新聞網 9月29日）