14日、中国の張国宝国家発展改革委員会副主任兼国家能源局長とカザフスタンのミンバエフ・エネルギー鉱物資源相は「中国とカザフスタンの石油・天然ガス分野において全面協力を展開する枠組み協議（2004年5月17日）に関する議定書」に調印した。

　また、中国石油天然ガス集団(CNPC)の蒋潔敏総経理(社長)とカザフスタン国営石油ガス公社KazMunaiGazのKarabalin社長は、「中国・カザフスタン原油パイプライン第2期第2段階の建設に関する枠組み協議書」と「Urikhtauガス田の共同開発に関する枠組み協議書」に調印した。

　中国・カザフスタン原油パイプラインは最終的に年間輸送能力を2,000万トンに倍増する計画である。アタス、アクチュビンスクを経て中カ国境のアラシャンコウまで総延長2,798km。第1期はアタスから中カ国境のアラシャンコウまで全長962kmであり、2006年5月に開通した。第2期第1段階はケンキヤクからクムコルまで総延長761km。2007年末に着工されている。

　Urikhtauガス田はカザフスタン南部にあり、埋蔵量は400億m3に上る。

　（中国広播網・Caijing.com 10月15日）