モンゴル政府の官僚は23日、中国石油天然ガス集団(CNPC)が今年に入ってからモンゴルでの探鉱・掘削作業に投資した資金が約5億ドルに上ることを明らかにした。但し、CNPCのモンゴルにおける発見は小さなもの１件に止まっている。

　また、ロイター社の報道によると、モンゴルの国営会社Erdenes MGLのTemuulen Ganzorig副社長は、多くの外国エネルギー企業がモンゴルの鉱区26ヶ所で探鉱権を得ているが、現時点で発見されているのは、商業開発に値しない小規模なものでしかないことを明らかにした。Temuulen Ganzorig副社長によると、CNPCは数年前にモンゴルとの間で生産物分与契約に調印し、モンゴル東部および南部の探鉱を進めている。

　モンゴル政府は外国企業に対して新たに３ヶ所の石油鉱区を開放する見通しであるが、スケジュールは明らかにされていない。

　（中国石化新聞網 10月26日）