ブルームバーグ12月11日北京発によると、経済回復が続く中、中国の11月の原油精製量は過去最高を記録した。

　中国の11月の原油精製量は2,340万トン(810万b/d)、前年同期比21％増加した。

　原油精製量が増加したのは、景気刺激策と記録的に拡大した銀行融資、自動車や住宅購入に対するインセンティブなどが工業生産を支え、燃料消費を高めたためと見られる。中国の工場の11月の稼働率は前年同期より19％上昇した。また、先月の60年来の大雪も原油精製量拡大の要因になった。

　中国の11月のガソリン生産量は前年同期比11％増の633万トン、軽油生産量は14％増の1,240万トン、灯油生産量は33％増の130万トン、重油生産量は4.6％増の158万トンであった。

　（中国石化新聞網 12月14日）