1年余りの試験運営を経て、内蒙古多角的電力取引市場が5月6日、フフホト市において開設された。業界筋は、電力価格市場化に向けた改革への道を開くものと見ている。 内蒙古多角的電力取引市場は、発電企業、大口需要家並びに電網公司の三者が共同参画する。 旧来の「政府指導価格」を打破し、売り手と買い手の協議により成約した価格で売買を行う。電力の消費者が電力購入の主体として市場に参加するのは初のケースであり、電網公司の独占構造を打破することになる。 内蒙古多角的電力取引市場は今年4月時点で発電企業19社、大口需要家18社が参加しているが、今後、段階的に整備を進めて、次第に市場参入の範囲や市場取引による電力の比率を拡大し、最終的には華北地域の電力市場と融合して市場への自由参入を実現し、電力卸売、小売並びに金融的電力市場を開放する。 (新華網 5月7日)
1年余りの試験運営を経て、内蒙古多角的電力取引市場が5月6日、フフホト市において開設された。業界筋は、電力価格市場化に向けた改革への道を開くものと見ている。
内蒙古多角的電力取引市場は、発電企業、大口需要家並びに電網公司の三者が共同参画する。
旧来の「政府指導価格」を打破し、売り手と買い手の協議により成約した価格で売買を行う。電力の消費者が電力購入の主体として市場に参加するのは初のケースであり、電網公司の独占構造を打破することになる。
内蒙古多角的電力取引市場は今年4月時点で発電企業19社、大口需要家18社が参加しているが、今後、段階的に整備を進めて、次第に市場参入の範囲や市場取引による電力の比率を拡大し、最終的には華北地域の電力市場と融合して市場への自由参入を実現し、電力卸売、小売並びに金融的電力市場を開放する。
(新華網 5月7日)