「科学・技術・イノベーション」を主題とする国際シンポジウムが上海万博ブラジル館で開催され、同シンポジウムにおいて、ブラジル・中国「イノベーション・技術・気候変動・エネルギー」センターの設立が宣言された。ブラジル政府はこのプロジェクトに向こう2年間で200万ドル投入する。

　同センターはリオデジャネイロ連邦大学と清華大学の発起によるものであり、汚染防止、気候変動、クリーン・エネルギー、原子力の効率化など世界が直面している切実な課題の解決に当る。

　同センターの設立により、中国とブラジルの技術分野における戦略パートナーシップは、全面的に新たな時代に入った。

　（新華網 6月28日）