国家電網公司はスマートグリッドを対象にした160件余りの標準の起草作業をすでに終えており、年末までにさらに40件制定する。また、スマートグリッド試験プロジェクトに用いる関連設備の標準も年末までに起草を終える。国家電網の幹部が中国証券報のインタビューに対してこう表明した。
　
　国家電網は先日《スマートグリッドコア設備（システム）開発計画》と《スマートグリッド技術標準体系計画》を発表し、これによりスマートグリッド関連標準の枠組み体系を確定した。具体的な標準もすでに存在しており、足りない部分については今後の起草計画に盛り込む。

　国家電網は2009年8月から26の省・市において、21種、228件のスマートグリッド試験プロジェクトの建設を進めており、後続の試験プロジェクトが順調に実施されるよう、具体的な標準の起草、制定を加速することになる。国家電網は今から2015年にかけて、スマートグリッドに関連する一連の標準を次々と制定する計画である。

　前出の幹部によると、スマートグリッド標準の発表後に実施するスマートグリッド試験プロジェクトの建設はすべて同標準に適合することを要する。すでに実施している試験プロジェクトについては、使用寿命が来るまで、以前の技術標準を適用する。

　（中国証券報 7月7日）