中国石油化学工業聯合会の李勇武会長は、今年上半期に石油需要の持続的拡大によって、中国の石油対外依存度は55.14％にまで上昇したと表明した。

　中国石油化学工業聯合会の統計によると、1〜6月の中国の石油見掛け消費量は2.2億トン、前年同期比15.1％増になり、対外依存度は前年同期よりも4.2ポイント高い55.14％に上昇した。うち原油見掛け消費量は2.15億トン、前年同期比18.64％増になり、対外依存度は前年同期を5.7ポイント上回る54.26％になった。

　上半期において石油と天然ガスの国内生産量は安定的かつ急速に伸び、石油製品販売量は大幅に増加した。上半期の中国の原油生産量は9,847.8万トン、前年同期比5.3％増（昨年同期は1％減）、天然ガス生産量は459.3億m3、前年同期比10.8％増になった。原油精製量は2.06億トン、前年同期比17.9％の伸びを示した。石油製品生産量は1.22億トン、14.3％になった。原油精製量と石油製品生産量の伸び率も前年同期を大幅に上回った。

　（北京商報 8月11日）