12月8日、中国延長石油タイ有限公司と延長ゴムタイ有限公司がバンコクに発足した。

　延長石油集団の張積耀総経理(社長)によると、タイは石油・天然ガス資源のみならず、ゴム資源も豊かであり、天然ガスゴム生産量は世界の総生産量の3分の1を占める。延長石油集団ゴム公司は年産2,000万本のタイヤ工場を建設中であり、大量の天然ゴムを要するため、延長石油集団ゴム公司とタイの京泰公司が合弁で延長ゴムタイ有限公司を設けた。同社は天然ゴムの買取、加工、貿易を主な業務とする。

　延長石油集団は2007年にタイのL31/50鉱区を落札し、目下探査を進めている。張積耀総経理によると、タイでの石油・天然ガス探査は同集団にとって国際市場開拓の第一歩になる。L31/50鉱区ではすでに744km2の測量を完成し、進捗率は71％。全作業量の3割に当たる合計4,375坑の試掘も行っている。

　（中国石化新聞網 12月9日）