12月19日、ロシアの原油がパイプラインによって大慶ターミナルに到着し、中露原油パイプラインの試運転がここに成功を見た。ロシアは2011年1月1日より、同パイプラインによって年間1,500万トンの原油を中国に供給することになる。契約期間は20年。 中露原油パイプラインはロシアのESPO(東シベリア−太平洋)パイプラインのスコボロジノ分岐ステーションから中国の大慶まで全長ほぼ1,000キロ。うち中露国境の中国側の漠河から大慶ターミナルまで926km。黒龍江省と内蒙古の12の県・市を経由する。パイプラインは直径813mm、設計上の年間輸送量は1,500万トン。 漠河−大慶ターミナル間の原油パイプラインは2009年5月18日に着工されていた。 今回の試運転では、2010年11月1日にロシアのスコボロジノポンプステーションから25万トンの原油が中露原油パイプラインに注入され、9時間後に中国側の漠河興安ステーションに到着。漠河興安ステーションでは、9日間にわたり、原油受入、貯蔵、化学検査、計量、放出といった一連の手続きを経て、漠河−大慶パイプラインに注入された、12月12日には、第二陣の原油30万トンの輸送が開始され、12月19日、大慶ターミナルに到着した。 現在、中露原油パイプラインは正常に稼動しており、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の各機関は各種管理を強化して、中露原油パイプラインのフル輸送のため、万全の備えを進めている。 (中国石油新聞中心 12月20日)
12月19日、ロシアの原油がパイプラインによって大慶ターミナルに到着し、中露原油パイプラインの試運転がここに成功を見た。ロシアは2011年1月1日より、同パイプラインによって年間1,500万トンの原油を中国に供給することになる。契約期間は20年。
中露原油パイプラインはロシアのESPO(東シベリア−太平洋)パイプラインのスコボロジノ分岐ステーションから中国の大慶まで全長ほぼ1,000キロ。うち中露国境の中国側の漠河から大慶ターミナルまで926km。黒龍江省と内蒙古の12の県・市を経由する。パイプラインは直径813mm、設計上の年間輸送量は1,500万トン。
漠河−大慶ターミナル間の原油パイプラインは2009年5月18日に着工されていた。
今回の試運転では、2010年11月1日にロシアのスコボロジノポンプステーションから25万トンの原油が中露原油パイプラインに注入され、9時間後に中国側の漠河興安ステーションに到着。漠河興安ステーションでは、9日間にわたり、原油受入、貯蔵、化学検査、計量、放出といった一連の手続きを経て、漠河−大慶パイプラインに注入された、12月12日には、第二陣の原油30万トンの輸送が開始され、12月19日、大慶ターミナルに到着した。
現在、中露原油パイプラインは正常に稼動しており、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の各機関は各種管理を強化して、中露原油パイプラインのフル輸送のため、万全の備えを進めている。
(中国石油新聞中心 12月20日)